伊能勢良平のラーメンブログ

ラーメン巡り備忘録

魚粉のラーメンが次のトレンドになる予感

ラーメンには流行りがあり、ブームになればそのたぐいのラーメン店がかなりの数増えます。
数年前のトレンドは「家系ラーメン」であり、豚骨醤油ベースで太いストレート麺をつかったラーメンが流行りました。
横浜発祥のラーメンなのですが、東京をはじめ全国的にこういったラーメン屋さんが増え、インスタントになるほど人気になりました。
このほかにも「二郎系ラーメン」も爆発的に流行った時期がありました。二郎系ラーメンは、極太麺にたっぷりの野菜、セ油、こってりスープをつかったラーメンです。
迫力のあるボリューミーなラーメンが人気となり全国的に二郎にインスパイアされたラーメン屋が増えました。
この通り、ラーメンとひとくくりに行っても流行り廃りがあり、その流行りにのったラーメンを作るラーメン屋が増えます。
そこで、令和になりこの先どういったラーメンが増えるのかをラーメン好きの私が調べ今回はそのラーメンを実食してきました。
まず、どういったラーメンが流行るのかというと、魚粉を使ったラーメンが流行ると思っています。
なぜ、このラーメンが流行るのかというと、ラーメンは豚骨や鶏といったいわゆるお肉系のダシがベースとなっているケースが多かったです。
ただ、どうしても油を摂取してしまうのでカロリーを気にする女性には向かず、さらにかなりパンチがある味になり逆に言えばクドい味わいになってしまいます。
魚粉ラーメンは、魚介系のダシになっているのですがもともと臭みがあって避けられてきました。ただ、最近はラーメンの技術向上があり臭みのない味わい深いラーメンが続々生み出されています。
そのうえで私が行ってきたラーメン屋が「サバ6製麺所」という大阪の福島にあるラーメン屋になります。
このお店は、文字通りサバをふんだんに利用しラーメンを作っており、サバのダシをベースに醤油を加えたスープで構成されています。
麺は太い縮れ麺で、しっかりとスープを絡めて濃厚な魚介のうまみを引き出しています。
魚粉ラーメンの特徴として、縮れ麺を使っているラーメンが多いところが挙げられます。
この方が、スープにしっかりと深みのある味わいがしみこみ、マッチするそうです。
サバの健康的な油を隠し味にしていて、うま味と独特な酸味があり非常においしいラーメンでした。
いままでこってりラーメンやパンチの効いたラーメンを食べてきましたが、こういった魚介のラーメンは、新しい感覚で食べれて良かったです。
今後はもっと魚介ベースのラーメンが流行ると感じており、ラーメン好きの皆さんも是非お近くの魚介系ラーメンを食べてみてください。